格安SIMで通話料金節約!~ベストプランのご案内~

格安SIMで通話料金節約




通話料金の節約の前にやるべきことがあります。
それはネット回線料金の節約。

京都に引越し&転職するにあたって「NURO光」を契約しましたが、実に速いです。
おまけに月額が980円。利用しない手はありません。

「格安SIM」において一番の欠点とされる通話料金ですが…

格安SIMの月額料金は非常に安いですが、通話料金は定額ではないので(オプションやサービスを活用しない限り)、20円/30秒が上乗せされ続けます

例えば、月額基本料金が2,000円の格安SIMに乗り換えたとしても、月に通話を1時間するだけで、30秒で20円ですから、追加で2,400円分通話代がかかることになります。そうなると、月額料金は倍以上の4,400円にもなってしまいます。
通話料金の問題は格安SIMにおいて、大きな大きなデメリットでした

しかし、それも、“今は昔”の話です。MVNO(格安SIM会社)は価格競争が盛んですから、安くお得になるのは月額基本料金だけではありません。当然、通話料金もです。
どのMVNOもこれまでネックであった通話料金をお得にすることで、他社との違いを出そうしているため、様々なプランやサービス、オプションがひしめき合っています。
確かにどれも通常(20円/30秒)よりはお得ですが、MVNO間でも、その質に差異が生まれてきます

そこで今回は、どのMVNOのどのプラン・サービスを選択すれば、よりお得に通話料金を節約できるのか、比較・検討しました。

スマホヤスタカ
格安SIMでも通話をたくさんしたい、通話料金を気にせずに電話したい、という方にベストなプランをご案内します

各MVNOの通話サービス(料金は税込です)

【5分かけ放題】のあるMVNO

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【5分かけ放題】オプションは、5分以内の国内通話が何回でも無料になるサービスです。短時間の通話が多い方に適しています
  • 「楽天モバイル」…月額918円。5分以降の通話は、通常の半額(10円/30秒)になります。
  • 「DTI SIM」…月額842円。5分以降の通話は通常のまま(20円/30秒)です。
  • 「BIGLOBE」…【3分かけ放題】です。月額702円。3分以降の通話は、通常の半額(10円/30秒)になります。
  • 「IIJmio(みおふぉん)」…【5分】と【3分】の2通りのオプションがあります。
    【誰とでも5分&家族と30分】月額896円
    5分以降の通話は、通常の半額(10円/30秒) 家族間(同一契約間)の通話だと30分無料。30分以降の通話は、8円/30秒になります。
    【誰とでも3分&家族と10分】月額648円
    3分以降の通話は、通常の半額(10円/30秒) 家族間(同一契約間)の通話だと10分無料。10分以降の通話は、8円/30秒になります。
  • 「OCN モバイル ONE」…月額918円。10分以降の通話は、通常の半額(10円/30秒)になります。※現在、10分かけ放題に!

通話料半額アプリのあるMVNO

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通話料半額アプリ(無料)を介して、通話をすることよって、通話料金が通常の半額(10円/30秒)になるサービスです
  • 「楽天モバイル」…【楽天でんわ】利用登録が必要です
  • 「DMMmobile」…【DMMトーク】利用登録が必要です
  • 「OCN モバイル ONE」…【OCNでんわ】ダウンロードするだけです
  • 「BIGLOBE」…【BIGLOBEでんわ】ダウンロードするだけです
  • 「IIJmio(みおふぉん)」…【みおふぉんダイアル】ダウンロードするだけです

その他お得な通話オプションがあるMVNO

  • mineo(マイネオ)…【LaLa Call(ララコール)】月額基本料無料※
    050IP通話アプリです。通話料は18円/1分。LaLa Call同士の通話は無料になります。IP電話は電話回線ではなく、インターネット回線を利用して通話を行うので、通常、データ容量が消費されますが、mineoで利用の場合は消費されません。
    ※2017年2月1日から月額100円になりますが、毎月100円分の無料通話が付くので、実質無料のままです。
  • NifMo(ニフモ)…【NifMo でんわ】月額1,404円
    国内通話かけ放題のIP電話サービスです。IP電話ですので、データ容量が消費されます。また、通話開始から90分で自動的に通話が切断されます。
  • BIGLOBE …【通話パック60】月額702円
    2400円(60分)分の通話が702円になります。【3分かけ放題】オプションとの選択になります。

お得な通話プランがあるMVNO

  • Y!mobile …【スマホプランS・M・L】
    全てのプランに、一回あたり10分以内の国内通話0円(月300回まで)が付きます。10分以降は、通常の20円/30秒です。
    また、【スーパーだれとでも定額】(月額1,080円)もあります。このオプションを付けると、10分以降の通話もすべて0円になります。
  • UQmobile …【ぴったりプラン】【たっぷりプラン】
    【ぴったりプラン】は2,400円分、【たっぷりプラン】は4,800円分の無料通話が付きます。
    ※2017年2月22日以降は「5分かけ放題」に変わります。
  • TONE …基本プラン
    基本プラン(月額1,080円)の中にIP電話サービスが付いています。TONEmobile同士の通話は無料、他の携帯電話への通話は21円/1分、国内の一般加入電話への通話は13円/3分です。

通話料金の節約を効率よく行うには…

本サイトで紹介しているMVNOの通話サービスを挙げると以上になります。現在、このように通話サービスが充実していますが、「どれも似たようなものばかり」という印象を受けたのではないでしょうか?

間違いなくその通りです。MVNOは正直なところ、出し渋っている様子です。なぜなら、いくら価格競争が盛んであるとは言え、“安さ”の到達点は0円ですから、次から次へと安くしてしまっては歯止めが利かなくなるのです。一定の地点までたどり着くと、プランやサービスの料金は、どのMVNOもある程度、横ばい状態になってしまうのは仕方がありません。

その中で、通話料金をより効率よく節約できるベストプランを選択するには、まず、ご自身の通話状況を振り返ってみる必要があります

  • 月に何回くらい通話しますか?
  • 一回で何分ほど通話しますか?
  • 月額基本料金との兼ね合いは?(月額はいくらまでならOK?)

総務省のデータによりますと、日本の音声通話の1契約1日当たりの通話時間の平均は、
平成23年度:3分5秒、
平成24年度:2分47秒、
平成25年度:2分26秒、
平成26年度:2分16秒、
となっています。一回の通話時間は非常に短いことが分かりますね。また、LINEやFacebookなどSNSの普及の影響か、近年になるほど通話時間が減少しています。
詳しくはこちら→1日1契約当たりの通信回数と通信時間(PDF:16ページ目)

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通話の利用状況はユーザーそれぞれ異なると思いますので、上記のデータも参考にしつつ、通話の利用方法別にベストプランをパターン分けしました
ご自身に合ったプランを選択しましょう!

通話料金を節約しよう!~利用方法別ベストプランのご案内~

☆短時間部門ベスト~短時間の通話が多い方に最適!~

IIJmio(みおふぉん)…【みおふぉんダイアル】+【誰とでも5分&家族と30分】or【誰とでも3分&家族と10分】

IIJmio画像
短時間部門ベストは、IIJmio(みおふぉん)で決まり。【みおふぉんダイアル】のお手軽さと【誰とでも5分&家族と30分】【誰とでも3分&家族と10分】のお得さは、他のMVNOよりもダントツです。短時間の通話が多い方にとっては、ベストプラン間違いナシ!

(例)ミニマムスタートプラン(月額1,728円)に【誰とでも5分&家族と30分】(月額896円)を選択した場合
1,728円+896円で月額料金は2,624円。それに【みおふぉんダイアル】(5分超過分と30分超過分)の通話料金が加算されます。5分または30分を越えなければそのままの料金です。

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正直なところ、通話がしたい方もそんなにしない方も、このプランにしておけば何の問題もありません。ベストオブベストと言っても過言ではないです

☆長時間部門ベスト~とにかく通話がしたい方に最適!~

Y!mobile …【スマホプランS】+【スーパーだれとでも定額】

Y!mobile画像
長時間部門ベストは、Y!mobileに決定。格安SIMにおいて、本当の意味で“かけ放題”を実現できるのは、Y!mobileだけです。その分、月額料金は高くなりますが、料金を気にせずにどんどん通話できることのメリットは計り知れません。それに、高いと言ってもキャリアの半額以下に抑えることができます。

(例)【スマホプランS】(月額2,138円、2年目以降3,218円)に【スーパーだれとでも定額】(月額1,080円)を選択した場合
2,138円(3,218円)+1,080円で月額料金は3,218円、2年目以降は4,298円。

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通話に関しては申し分ありませんが、やはり2年縛りがあることには注意が必要ですね。それを含めても、とにかく通話がたくさんしたい方とっては、ベストプラン間違いナシ!

☆トータル部門ベスト~通話をしてもしなくても、月額をできる限り安く抑えたい方に最適!~

mineo(マイネオ)…au(A)プラン(1GB)+【LaLa Call(ララコール)】

mineo画像
トータル部門は、mineo(マイネオ)に決定です。mineoは、データ容量のやり繰りが簡単なので、必要最小限(1GB)のプランでも問題なく利用することができます。また、通話するときは【LaLa Call(ララコール)】を利用すれば、通話料金を最低限に抑えられます。通話をどのくらいするのか明確に分からないけれど、トータル(月額料金)が高くなり過ぎないようにしたい方にとっては、ベストプラン間違いナシです。

(例)auプラン(1GB:月額1,523円)+【LaLa Call(ララコール)】を選択した場合
月額料金は1,523円に【LaLa Call(ララコール)】での通話料金です。

mineoには残念ながら、通話料半額のアプリがありません。その代わり、【LaLa Call】が大変優秀なので、使える場面では積極的に利用しましょう。他のMVNOは、お得なオプションが豊富ですが、当然、月額料金が固定でかかってしまいます。その点、mineoは通話をしなければ、月額基本料以上にはなりません。

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オプションを付けることで発生するであろう“ムダ”を心配する必要がなくなるのは大きなメリットです

※mineoにも「5分かけ放題」が登場しました。月額918円。こちらも選択肢に入りますね。

まとめ:格安SIMで通話料金節約!

通話料金節約に関する案内は、以上になります。

格安SIMではまともに通話できない、という印象が今なお根強くあります。しかし、最近では、プラン選択をしっかりすることで、格安SIMでも充分に通話できるようになったのです。
通話のできない格安SIMでは、MVNO間の価格競争に生き残れません。
これからの主流は、「通話もお得にできる格安SIM」なのです。
「普段あまり通話をしない人のための格安SIM」ではもうなくなりました。

あなたに最適なベストプランを選び、格安SIMでも通話料金を節約して、快適に通話しましょう!

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最後に、
通話時間は自分でコントロールできることを忘れてはいけません。うまくコントロールできればできるほど、格安SIMにおいては、通話料金を節約可能です。
通話料金が定額ではないことは、利点でもあるのです