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「安さ」を求めるならもっとお手軽な方法がある
結論から言うと、「代わりにできないこともないですが非常に面倒」です。
通話をガラケーにして、ネット使用(データ通信)をiPod touchにするのはおすすめできません。
iPod touchはWi-Fiに接続はできますが、LTE回線には接続できませんのでかなり不便です。外出先でネットにつなぐには、モバイルWi-Fiルーターを携帯するか無料Wi-Fiスポットを利用する必要があります。
ちょっとした外出時でもルーターを持ち歩くのはとても手間がかかりますし、不安定な無料Wi-Fiスポット頼みではまともにネットに接続できるかも分かりません。
性能としてはiPhone6くらいですが、やはりスマートフォンとしては使うのは無理があります。あくまで音楽再生機器として使用するのが良いでしょう。
スマホを安く使うことが目的なら、iPod touchとガラケーを持つよりも、手軽で最適な手段があります。
ガラケー+格安スマホ(格安SIM)にする
通話を頻繁に行うなら
- ガラケー(通話専用)
- 格安スマホ(データ通信専用)
この2台持ちが最適です。
格安スマホのプランをデータ通信のみにすれば、価格を最低限に抑えられますし、ガラケーも通話し放題のみの通話専用にすれば、キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)のスマホよりもはるかに節約できます。
現在使用中のスマホを使い続けたい場合は、格安SIMにMNP(乗り換え)するのが最適です。
新たに端末代がかかりませんので、より安くスマホを使用できます。
ただ、格安スマホ(格安SIM)はデータ通信のみだと、LINEを利用することができません。
LINEを使う場合は、オプションでSMS機能を付けましょう。
通話を頻繁に行わなければ、格安スマホ(格安SIM)のみでも充分。2台持ちよりも当然安くなりますし、持ち運びも楽です。
mineo(マイネオ)の格安スマホ(格安SIM)の場合
では、格安スマホ(格安SIM)は具体的にはどのくらいの月額料金で使えるのか、見てみましょう。
MVNO(格安SIM会社)の中でも特に人気のあるmineo(マイネオ)を例に挙げます。
シングルタイプ(データ通信のみ)
- 500MB:756円
- 1GB:864円
- 3GB:972円
- 5GB:1706円
- 10GB:2,722円
デュアルタイプ(データ通信+音声通話)
- 500MB:1,415円
- 1GB:1,523円
- 3GB:1,631円
- 5GB:2,365円
- 10GB:3,380円
端末価格
- arrows M03:一括34,344円 分割1,431円/月×24ヶ月
- HUAWEI P9 lite:一括29,808円 分割1,242円/月×24ヶ月
- Zenfone Go:一括21,384円 分割891円/月×24ヶ月
※料金は税込です
データ通信容量は、3GBが価格も手ごろですし、ちょうどよいでしょう。
すると格安スマホの料金は、3GBの972円に、人気の機種のHUAWEI P9 liteにした場合の分割代金1,242円を足して、月額2,214円になります。
3年目以降、または、現在の端末を使う場合は、ずっと月額972円です。
上記に、ガラケーの代金と通話し放題の料金を足すと、それなりに高くなるのは仕方ありません。
それでも、キャリアの月額の半額未満で使えますし、何よりこの2台持ちには、ガラケーの欠点と格安SIMの欠点をお互い補いあうので、弱点がありません。
今お持ちのスマホをそのまま格安SIMに変更すれば、新たにスマホ代金はかかりませんので、より料金を安くできますよ。
iPod touchよりも「格安スマホ(格安SIM)」を活用しよう
iPod touchは、スマホよりも決して安い訳ではありません。それに、LTEに接続できないのですから、その手段を確保する必要も出てきます。となると、手間もお金もそれなりにかかることに…
これらを考慮すると、やはり「iPod touchはスマホの代わりにはしないほうがよい」ですね。
その点、格安スマホはiPod touchくらいの価格(もっと低価格の端末もあります)ですし、当然LTEに接続できますので、何の心配もなく使えます。
さらに月額料金も安いのですから、「何も言うことはない、むしろ、これ以上の選択肢はない」です。
スマホを出来る限り安く使いたいのなら、格安スマホ(格安SIM)は必須アイテム。
キャリアに契約したままでは一生安く使うことはできませんので、早急に解約して、格安スマホ(格安SIM)への乗り換えを強くオススメします。