スマホに必要な性能とは?
スマホに本当に必要な性能ってなんでしょうか?
ユーザーの使い方によって、スマホに求める部分は多少違いがあるでしょう。しかし、「スマホを使ってできること」に焦点を当てた場合、どのスマホも、iPhoneであっても格安スマホであっても、あまり違いはありません。
用途に応じた機能、たとえば、おサイフケータイやワンセグなど個別の機能が欲しい場合には、それが選択基準になるのかもしれませんが、スマホをスマホとして扱う時に、格安スマホがiPhoneに劣る部分はほぼないのです。
iPhoneに興味があるけれど高いなと思っている方、格安スマホを購入しようと考えている方は以上を踏まえて検討してみてください。
実際に比べてみると…
iPhone7と格安スマホで人気の【arrows M04】【ZenFone Live】の性能を比較してみました。
料金は税込です



価格は、格安スマホのほうが圧倒的に安いです。これは当然。
CPUは、iPhone7のApple A10 Fusionがダントツで高性能です。現時点の全スマホの中でトップの性能なので、これは格安スマホが劣ります。
ディスプレイの性能もiPhone7が上です。
カメラの性能は画素数だけ見れば同じように思えますが、これもiPhone7がダントツで高性能です。
バッテリーに関しては、数字から分かるように格安スマホのほうが長持ちします。
これだけ見ればほとんどの点においてやはり、iPhone7が高性能です。
ですが、重要なのはそこではありません。
その高性能さは、はたしてどんな時に必要となるのか、ということが問題なのです。
格安スマホは性能が低すぎて使い物にならない、なんてことはありませんし、iPhone7ではないとダメという場合はほとんどありません。
具体的なスマホの利用目的は…?
スマホの性能によって、できること・できないことを挙げていきます。
格安スマホとiPhone7にあまり違いがないことが分かるはずです。
- 通話
- LINEやFacebookなどのSNS
- Web閲覧
- マップ(GPS機能)
これらはどんなスマホであっても問題なく利用できます。
- 動画視聴
- カメラ
- ゲーム(無料のものや2Dのもの)
これらはミドルスペック以上が望ましいです。つまり、ミドルスペックであるarrows M04とZenFone Liveなら何の問題もありません。
- ゲーム(3Dのものや移植されたもの)
これはハイスペックなほど良いです。iPhone7は該当します。ミドルスペックのスマホでは動作が厳しい場合あり。
以上から分かる通りiPhone7が必要となる場面は、ゲーム(3Dのものや移植されたもの)をする時に限ります。この点だけは格安スマホが劣りますが、逆に言えば、それ以外の場合は格安スマホでも十分という訳です。
まとめ:格安スマホとiPhoneの違い
iPhoneはすべてのニーズをカバーできる性能を持っているために、ほとんどのユーザーにとって、オーバースペックなスマホになってしまっています。
ブランドに対するこだわりがなければ、持つ必要性は限りなく少ないでしょう。
格安スマホは名前の通り、安いことがアピールポイントであるスマホです。そもそも、iPhoneとの比較対象ではないと言えます。ただ、何の問題なく使えるという点においては、間違いなくiPhoneにも劣りません。
それに、スマホ本体の価格が安いというのは、それだけで非常に大きなメリットですから。
※「スマホ本体が安いことによるメリットとキャリアの料金プランのおかしなところ」はこちらで詳しく解説しています
iPhoneならではの機能が必要でないなら、格安スマホをオススメします。MVNO(格安SIM会社)でセット購入できるのもお手軽で良いですしね。
とにかく、安くスマホを使うためなら、格安スマホ一択であることは間違いありません。
【arrows M04】や【ZenFone Live】などの格安スマホは、こちらで購入できます!