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iPhoneをケースに入れるのは邪道なのか?
とある居酒屋でこんな会話を耳にしました。
「iPhoneをケースに入れる奴って何もわかってないよね。邪道だよ、邪道。ニワカが多くて困るわー」
「どうせみんなが使ってるから使ってるだけでしょ。日本人っていつもそう」
一理ある。
それを聞いた私はそう思いました。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
個人的には「iPhoneにケースは必要!必須!」とあらかじめ断言しておきます。
他のiPhoneユーザーはどうなのか気になったので、独自に調べてみました。
あなたはiPhoneをケースに入れる派?そのまま使う派?
「入れない派」の意見
- そのままがかっこいい
- ケースに入れるとデザインが台無し
- 丁寧に扱うから問題ない
- 携帯しないので大丈夫
- みんなケース使ってるからあえて
- 特に何も考えていない
「スティーブ・ジョブズの編み出したシンプルで研ぎ澄まされたデザイン。それを覆い隠してしまうなんて、とんでもない!」
そう思う人は少なくないようです。彼らはこうも言います。
「iPhoneの命はそのシンプルさ・飾らないところ」
つまり、
「ケースに入れて使うような人間にiPhoneを使う資格はない!」
とのことです。
確かにそうかもしれません。
実のところ、私も大学生時代まではこの考えでした。でも、傷が付いたら嫌なので、クリアケースには入れていましたが…。
「入れる派」の意見
- 保護するため
- 防水のため
- おしゃれだから
- かわいい
- 個性になる
iPhoneをケースに入れて使う派は、単純に「保護するため」が圧倒的に多いですね。
私も今現在はこの中の一人になります。
「壊れたら元も子もない」。そう考える堅実的な人の多くがiPhoneをケースに入れて使っているようです。
おしゃれやかわいさ、個性のためにケースに入れるのは、主に10代でしょうか。
特に女子中高生に多い傾向にあります。
彼ら(彼女ら)は生まれながらにしてスマホのある『ナチュラルボーンスマホ』世代。スマホを持つことは、制服を着ることと同義なのかもしれません。
ケースの違いで個性を出そうとするのは不思議ではないのでしょう。
(あまり理解できませんけどね)
iPhoneをケースに入れるかどうか論争の終結
正直、iPhoneどころかスマホそのものの問題のような気がします。
「あまりにも脆すぎる!」
スマートフォンではなく、フラットフォンと名乗るべきです。
今日から君の名前は「フラホ」だ。
全く定着しそうな気がしませんが、少なくとも実態には沿っていると言えるでしょう。
元々スマートじゃありませんしね。
(スマートとスリムの意味勘違いしてない?というツッコミはなしでお願いします)
薄くて脆く壊れやすいのに、平たく面積が大きいので場所を取る。
でも、ポケットやバッグに入れて持ち運ぶ必要がある。
そのため、必然的にケースに入れるしかなくなる。
ガラケー時代にこんなことがあったでしょうか。
折り畳み式携帯の時代にはこんなことは絶対にありませんでした。
多少乱雑に扱っても壊れることはないし、バッテリーも長持ちする。
「携帯電話」という点では明らかに、ガラケーのほうが優れているのです。
それに、サイズが小さいというのも大きなメリットですよね。
胸ポケットにも余裕で入るサイズが基本でしたし。
ところが見てください!今のスマートフォンの有様を!
ずんぐりむっくりの太ましいボディを!
小型化時代の流れに逆らっているではありませんか!
iPhoneにいたっては、ケースなしでは、常にワレモノ扱いです。
ケースに入れることを前提としたデザインが果たして、『優れたデザイン』と言えるでしょうか?それを商品と呼べるでしょうか?
確かに、iPhoneはかっこいい!それは間違いありません。ほかのスマホより一線を画した完成されたデザインと言えるでしょう。
しかし、それが実用的であるかどうか、という面で見ると疑問符が付くことは必然。
だからみんなケースを付けたがるのです。
私も壊れることを恐れ、長持ちさせるために手帳型ケースに入れて使う派に転身しました。
もうiPhoneのデザインは十分堪能した!だからこれで良いのです。
デザインはあくまで一過性のもの。
すなわち、iPhoneをケースに入れるのが邪道であるはずがないのです。
その脆弱性ゆえに、スティーブ・ジョブズの遺志に逆らうしかなくなってしまったのです。
別にいつ壊れても問題ないし、なんて人はいるはずありませんし。
最善の選択はクリアケースに入れること
要は、iPhoneのデザインを楽しみながら保護できれば良いということ。
前面にはクリアガラスフィルムを貼り、ボディはハードクリアカバーで保護する。
これがiPhoneの最も“スマート”な使い方と言えるでしょう。
iPhoneケースに入れるかどうかデザインを優先すべきかどうか煩悶している方は、ぜひ試してみてください。
一石二鳥です。